狭い店舗での椅子選び | 省スペースにおすすめの椅子＆コンパクトな椅子選びのポイントをご紹介

2022.06.14

省スペースにおススメの椅子・コンパクトな椅子選びのポイント

お店の椅子はデザインやお店の雰囲気に合わせたグレード感も大切ですが、店舗空間や営業スタイルに合わせた椅子を選ぶことも重要です。

「お客様にゆっくりと時間をかけてフルコースを楽しんでほしい」というお店の場合は、長時間の着席でも疲れないような座り心地の良い椅子が求められますが、

「客席数が少ないのでとにかく回転率を重視したい」「ウチはテイクアウトがメインだけど少しは客席を設けておきたい」というお店の場合、椅子の座り心地はあまり気にする必要がありません。

また、「一度にできるだけ沢山のお客様を入れたい」というお店の場合は、コンパクトな椅子をセレクトしてより多くの客席数を確保することが求められます。

＜コンパクトな椅子選びのポイント＞

1.背が立っているタイプの椅子

1.背が立っているタイプの椅子

ラソール2設置イメージ

（W440×D475×H820）

背の傾斜が大きい椅子はゆったりとした座り心地ですが、その分奥行が広くなりがちです。

奥行が広いと、立ち上がる時など椅子を引くときに必要なスペースも取られてしまうため、狭い空間には不向きだと言えます。

対して、傾斜が少なく「背もたれが立っている」タイプの椅子は奥行も比較的コンパクトに抑えた商品が多く、椅子を引く動作も最小限で済むため狭小スペース等におすすめです。

また、このタイプの椅子は背の傾斜が大きい椅子に比べゆったりと座るといったことはできないので、お店の回転率を重視したい場合にも重宝します。

～このタイプのおすすめ商品～

2.背もたれが低すぎない椅子

セナNA

W370×D460×H800

ローバックタイプの椅子は空間を広く見せる効果があるため、その点では狭小スペースや解放感を演出したい空間に適していると言えます。

しかし、ローバックタイプの椅子は座った状態で後ろにのけぞりやすくなるため、「背中合わせになる座席の間に十分なスペースがとれない」「座席と後ろの通路間に十分なスペースがとれない」といった場合に、背もたれが低すぎない椅子を選ぶ方が使い勝手が良い場合もあります。

座る人の体格にもよりますが、ある程度背の高さがある方が姿勢が保たれ後ろにのけぞり難くなるので、客席のレイアウトによってはあえてミドル～ハイバックタイプの椅子を選択するのも一つの方法です。

～このタイプのおすすめ商品～

3.背もたれがないスツールタイプ

サクマNA

W340×D340×SH430

先ほどのご説明とは矛盾してしまいますが、居酒屋さんやお蕎麦屋さん等で見かけるスツールタイプの椅子は背もたれがない分、非常にコンパクトで圧倒的に座席のスペースを抑えることができます。

座り心地の面では決して良いとは言えませんが、回転率を重視するお店やできる限り沢山の客席を設けたいお店に適しています。また、テイクアウト店のウェイティングスペースにもおすすめです。

お店のスペースや雰囲気によっては、背もたれがないので圧迫感がない、堅苦しさがなく気軽な印象を与えるというメリットもあります。

～このタイプのおすすめ商品～

4.棚付きの椅子

ライスイスT N

特に飲食店ではお客様のバッグ等の荷物を置くためのカゴを置かれているところもありますが、座席回りのスペースに余裕がない場合には棚付きの椅子が便利です。

棚付きの椅子は省スペース向けにつくられているため、椅子そのもののサイズも比較的コンパクトである商品が多くカウンタータイプの椅子にもこのタイプがあります。

フレームにバッグをかけることができるデザインの椅子もありますが、棚付きタイプは足元に荷物を置くことができるので、座席のすぐ後ろが通路になっているようなレイアウトでも安心してお使いいただけます。

～このタイプのおすすめ商品～